2023/02/20 #今週のお題 「行った国」
今日は今週のお題のテーマ「行きたい国・行った国」について書きます。
私が「行った国」はドイツです。学生の頃に2回行きました。1回目は留学でドレスデンに、2回目は友人を訪ねてミュンヘンに行きました。また行きたい国のひとつでもあると思います。今回はドレスデンに絞って書きます。当時デジカメで撮った写真が残ってたので、何枚か紹介します。
ドレスデンは首都ベルリンから列車で南に2時間ぐらいの距離にあるザクセン州の州都です。日本と同じく第二次世界大戦の終期に空襲に遭った悲しい歴史もあります。
ドレスデンの見どころは、美しい街並みです。新しい街並みのNeuestadt(ノイエ・シュタット)と古い街並みのAltestadt(アルテ・シュタット)に分かれています。
街のシンボルに聖母教会(Frauenkirche dresden)が旧市街にあります。上記の空襲で破壊されましたが、瓦礫から丁寧に修復して再建されました。日曜日は現地の人の礼拝の日なので、見学は避けてください。
聖母教会の周りは観光客でいつもいっぱいです。広場にピアノを持ってきて、演奏してる人や大道芸人が居てとても賑やかなところです。
ドイツは街の教会よりも高い建物が無いので、教会から街並みを展望すると遠くも観る事が出来ます。日本と違って山が低いので、地平線が見えました。当時、不思議な光景に映りました。奥に見える四角い広場(Altmarkt)が、ドイツ最古のクリスマスマーケット(Dresdner Striezelmarkt)が開かれます。ドレスデンは東欧の雰囲気があるので、オスタルギー(Ostalgie)を感じます。
アルトマルクト広場(Altmarkt)にあるクロイツカム(Konditorei Kreutzkamm dresden)は日本で人気のバウムクーヘン発祥のお店と言われています。
面白いのが、日本とドイツはバウムクーヘンの切り方が違うことです。薄切りで出て来たので驚きました。
カフェでケーキを食べると、たいていケーキにフォークが突き刺さって出てきます。これはアイアシェッケ(Eierschecke)というドレスデンのベイクドチーズケーキです。
ドレスデンの見どころは、美しい街並みだと思います。散歩するだけでも美術館に居るような気分になれます。
ドレスデンの市街地観光は、トラム(Tram)という路面電車が走ってるのでとても便利です。1週間乗れる乗車券(Wochenkarte)があります。不正乗車(Schwartzfahren)は罰則金が高いので止めましょう。
夜出かけるのはおすすめ出来ませんが、昼間とは違った雰囲気を楽しむことが出来ます。どの地域でもそうですが、中央駅近くは近寄らない方が無難です。
夜出歩くのはちょっと怖いけど、夜飲みは観光の楽しみのひとつですよね。
ドレスデンに来たら、郷土料理を食べましょう。Dresdner Sauerbraten(ドレスデン風ローストビーフ)mit Apfelrotkohl und Kartoffelklößen (りんごで煮た赤キャベツとじゃがいものお団子付き)
Weisse Gasse にある Gänsedieb というレストランがおすすめです。
夜の聖母教会は雰囲気があってとても素敵です。比較的まだ人通りが多いところですが、注意が必要です。裏通りは避けましょう。特に私が行った当時は、月曜日になるとPEGIDA(ペギーダ)という反イスラム運動団体がドレスデンを中心に活動していました。発煙筒を焚くような過激な日もありました。
以上で私が「行った国」ドイツのドレスデンでした。読者の参考になれば幸いです。